3月15日、福原愛(35)は日本外国特派員協会主催の記者会見に出席。親権をめぐる争いで台湾人の元夫・江宏傑と和解したことを淡々と報告し、質問を受け付けることなく、わずか4分で退席したのだった。
元夫・江への長男の引渡しを強引に阻止
1年8カ月におよぶ親権バトルの発端は、2021年7月の離婚だった。離婚の1年後、面会のため長男を台湾から日本に連れて帰った福原は、面会交流期間を過ぎても江に引き渡さなかったのだ。
昨年7月、裁判所は福原に即時引渡しを求める保全命令を下し、8月には裁判所から引渡しの強制執行を認める決定も出た。ところが――。福原は長男と共に中国へ渡航し、強制執行による引渡しを強引に阻止したのだ。
そして9月に江は最終手段として警視庁に刑事告訴。この刑事告訴を受けて、福原氏から依頼を受けた弁護士が、長男を引き渡すよう彼女を説得し、今年3月に入って、ようやく江の元に帰ってきたのだ。
福原が強制執行を阻止するためにはかった中国逃亡。その直前、福原に無利息で3億円を貸した人物がいる。
3月15日の会見を途中退席した福原が車で向かったのは、上野駅近くの雑居ビルが立ち並ぶエリア。実は、ここにその人物、A氏が社長を務める会社がある。
「A氏は、旅行代理店事業を中心に銀座で中華レストランも経営するビジネスマン。中国出身で福原と同年代ですが、都内一等地に複数の不動産を所有する資産家です」(福原の知人)