7月26日、元卓球台湾代表の江宏傑(34)が外国人特派員協会で記者会見を開いた。

「福原さんには、裁判所の結果に従ってほしい」

 そう訴えて明かしたのは、7月20日付で東京家庭裁判所から福原に長男を江に引き渡すよう保全命令が出ている事実だった。

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 福原と江は昨年8月以降、子ども2人の親権と引き渡しを巡る審判で骨肉の争いを演じていた。だが、裁判所が結果を下した今もなお、福原は“長男連れ去り”の状態を続けている。2021年7月に離婚した福原と江。2人の破局を決定的にしたのが、福原の“W不倫”だった。相手の男性Aさんとの間で一体、何があったのか。「週刊文春」がW不倫を報じた記事の全文を公開する。(初出:週刊文春 2022年11月10日号 年齢・肩書きは掲載当時のまま)

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〈被告はお泊りデートやAが既婚者であることが報道された後も、Aを原告から略奪し、自らと再婚させようとの考えから、秘密裏にAと連絡を取り、被告の自宅にAを招くなどの不貞行為を継続していた〉

 

 これは、元卓球日本代表・福原愛(34)を「被告」とする慰謝料請求事件の訴状に記された一文。「原告」は、福原の不倫相手・Aさんの前妻・B子さんだ。

 事の発端は、「女性セブン」(昨年3月4日発売号)が報じた福原の“里帰り不倫”。5歳下の商社マン・Aさんと中華街でデートし、横浜市内のホテルに1泊。翌日、2人は福原が当時住んでいた一軒家で一夜を過ごしたのだ。福原は卓球元台湾代表・江宏傑と婚姻関係にあり、Aさんもまた、既婚者だったことが小誌の報道で発覚する。

卓球元台湾代表・江宏傑と結婚していた福原愛

 その後、福原は昨年7月8日、離婚を正式発表。一方、AさんとB子さんも同年11月2日に離婚が成立した。福原とAさんはその直後から、福原が購入した約3億円の新居で同棲生活をスタートさせたのだ。

「長男を台湾から日本に帰国させ…」

「福原と江は共同親権という形を取ったものの、今年7月には、3歳になる長男の“連れ去り騒動”が起きました。福原が長男を台湾から日本に帰国させ、そのままAさんも含めた“3人生活”に突入したと報じられたのです。最近は仕事面での露出も増やし始め、10月にはテレビ東京で世界選手権の解説を務めていました」(芸能関係者)

 そうした中――。

 夫を奪われた形のB子さんは8月5日付で、福原への提訴に踏み切っていた。不貞行為に対する精神的苦痛として300万円、離婚に対する精神的苦痛として500万円など計1100万円の慰謝料を請求したのだ。