伝説の学園ドラマ『GTO』が26年ぶりに復活! 反町さんが主人公を演じた1998年の『GTO』(フジテレビ系)は、全話平均が28.5%、最終回が35.7%という驚異の視聴率(世帯平均視聴率/関東地区、ビデオリサーチ調べ)を獲得した大ヒットドラマ。

 暴走族あがりの破天荒教師・鬼塚英吉(反町さん)は、暴言や暴力を厭わない、一見すると傍若無人のキャラクター。実は芯の通った熱い心を持っており、赴任した私立高校の生徒や教師たちの問題に命がけで向き合い、学校全体を変えていくというストーリーでした。

反町隆史 ©getty

 そんな『GTO』が、反町さんはもちろん、当時生徒役で出演していた窪塚洋介さんや小栗旬さんらのオリジナルキャストも登場するスペシャルドラマ『GTOリバイバル』(フジテレビ系)として、4月1日に帰ってきます。

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 ですがこの26年間、反町さんの役者道は常に順風満帆ではありませんでした。50歳になった反町隆史の俳優人生を振り返っていきましょう。

1997年の『ビーチボーイズ』で大ブレイク

 1994年の『毎度ゴメンなさぁい』(TBS系)でドラマデビューした反町さん。翌年の1995年に主要キャラとして出演した『未成年』(TBS系)が大ヒットしました。

『未成年』で反町さんが演じていたのは主人公の中学時代の同級生で、18歳にして暴力団構成員になっているというアウトローでしたが、曲がったことが嫌いで友情に厚いというキャラクター。『GTO』の鬼塚にも通ずるところがある熱血ヤンキーだったため、もしかすると『未成年』でのオラオラで熱い演技が高評価されたことが、『GTO』抜擢の一因になったのかもしれません。

 そして竹野内豊さんとダブル主演した1997年の『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)で大ブレイクし、人気主演俳優の仲間入り。

『ビーチボーイズ』(BSフジ公式サイトより)

『ビーチボーイズ』は恋愛ドラマ枠として人気の高かった「月9」としては珍しく、最初はソリが合わなかった反町さんと竹野内さんの主人公同士が、千葉にある海の民宿で絆を深めていくという男の友情ドラマでした。