本日4月1日に放送を迎える、反町隆史(50)主演のドラマ「GTO リバイバル」(フジ系、21時放送)。1998年に連続ドラマとして制作された「GTO」の26年ぶりの続編だ。
26年前と同じく、今作でもプロデューサーを務める安藤和久氏(61)が「週刊文春」の単独インタビューに応じ、反町から「GTOの復活」を提案されたという“逆オファー”の真相や、反町と松嶋菜々子の夫婦共演が実現した経緯などを明かした。(全2回の1回目/続きを読む)
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同作は、藤沢とおるによる同名漫画を原作にした学園ドラマで、元不良教師・鬼塚英吉が学園内で起こる数々の問題と生徒たちに体当たりで立ち向かっていくというストーリー。ドラマの平均視聴率は当時、28%超え(ビデオリサーチ調べ)の大ヒット。反町自身が歌った主題歌「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」はCDセールスで27万枚を記録(オリコン調べ)した。
今回は主演の反町だけでなく、豪華キャストが集結。生徒役だった池内博之(47)、山崎裕太(43)、窪塚洋介(44)、小栗旬(41)らに加え、同作でヒロインの英語教師・冬月あずさを演じ、私生活でもその後反町と結婚した松嶋菜々子(50)の出演も発表されている。
反町さんから「『GTO』をもう一度やりませんか」と
――今回、26年ぶりに人気ドラマ「GTO」をリバイバルとして制作するに至った経緯を教えてください。
「2020年11月に、反町さんの事務所の社長さんに呼ばれて伺ったら『GTOをもう一度やりませんか』というお話だったんです。反町さんが希望されていると」
――反町さんからの逆オファーだったんですね。聞いた時、率直にどう思われましたか?
「いや、それはねえ、本当にびっくりしました(笑)。聞くまでは何の話か本当にわからなかったので。そしたら、『実は反町さんがGTOの続編をやりませんかと言ってます』と。それで『安藤さんはどう思われますか?』って聞かれた感じで、全く想像もしていませんでした」
――安藤さんは何と答えられたんですか?
「一瞬は驚いたんですけど、『やりましょう』ってすぐに返事しましたね。普通のドラマだったら、実現しないですよね。でも、反町さんの提案は、リメイクとか違う役とかじゃなくて、同じ役者が20数年経って、40代後半から50歳になった鬼塚をやるというものでした。逆にそういう『GTO』だからこそ、私は可能性があるんじゃないかって思ったんです」