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宮藤官九郎の最新作が話題『不適切にもほどがある!』の適切な楽しみ方

「不適切にもほどがある!」でブレイク、河合優実が10歳上俳優と“中目黒デート”《2年前に撮っていた》

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 今からちょうど2年前にタイムスリップしてみよう。目黒川沿いの道を歩くマスク姿の男女。まだ2人の関係は世間に知られてはいなかった。そう、女優・河合優実(23)がブレイクするのは、今年の春である。

6月公開予定のアニメ映画『ルックバック』で声優にも初挑戦

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『不適切』で民放連ドラ初の大きな役に抜擢される

 河合が演じるのは、市郎(阿部サダヲ)の娘、純子だ。山口百恵似のルックス、板についた昭和のスケバン女子高生役で、ドラマが始まるなり、「あの娘、誰?」と大きな話題を呼んだ。

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「河合は偏差値68の名門校を卒業後、日大芸術学部に進学し、19年に女優デビュー。舞台などを中心に頭角を現し、22年には映画『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』で、ブルーリボン新人賞を獲得した。とはいえ、民放連ドラでここまで大きな役は初めてです」(芸能記者)

 実は、彼女も大人計画ファミリー。20年、22年と立て続けに松尾スズキ作の舞台に出演し、いずれも阿部と共演していた。今回の『不適切』についても、〈阿部さんの娘役ということで、「やったーー」という感じでした〉(「日経エンタテインメント!」今年2月号)と話している。

映画の共演がきっかけで池松壮亮と交際に発展

 一気に注目女優の仲間入りを果たした河合。「週刊文寸」、いや、「週刊文春」が彼女の“恋”を捉えていたのは、まだお茶の間では無名に近い22年3月25日夜8時半頃のことだった。

 河合の隣にいるのは、俳優の池松壮亮(そうすけ)(33)だ。

「2人は、21年夏に撮影された映画『ちょっと思い出しただけ』で共演。池松からアプローチし、その年の冬には交際がスタートしていたようです」(同前)

 池松は河合の腰に手を回しながら、目黒川沿いを歩く。たどり着いた先はひと気のない公園。肩が触れ合うほどぴったり寄り添い合い、芝生に寝転びながら会話を弾ませる。まるでドラマのワンシーンのような甘いひと時を1時間ほど楽しんだ2人は、再び中目黒の雑踏へと消えていったのだった。

中目黒で身体を寄せ合う2人