主演・阿部サダヲ(53)、脚本・宮藤官九郎(53)の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)。物語に“実名登場”した三原じゅん子参院議員(59)が「週刊文春」の取材に応じ、ドラマの感想などについて語った。

厚労副大臣などを歴任した三原じゅん子参院議員(自民党のHPより)

放送中に〈ん?…私が出てきた!笑〉と投稿

「不適切にもほどがある!」は、昭和の体育教師・小川市郎(阿部)がひょんなことから現代へタイムスリップしたことで浮き彫りになる、昭和と令和の価値観の違いを描くヒューマンコメディー。市郎が昭和では当たり前だった“不適切発言”で、コンプライアンス重視の現代に風穴を開けていく痛快な展開が大きな話題を呼んでいる。

 その第5話(2月23日)の放送中、自身のX(旧Twitter)に〈ん?…私が出てきた!笑〉と投稿したのが、三原じゅん子参院議員だ。

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ドラマの公式インスタより

市郎が「嘘だー。『セクシー・ナイト』だよ?」

 市郎がタイムスリップした令和で、犬島渚(仲里依紗)の父・犬島ゆずる(古田新太)と対面する場面。市郎が、昭和では高校2年生のスケバン娘・純子(河合優実)を「下町の三原じゅん子って言われてる」と伝えると、令和に生きる犬島ゆずるが「いま国会議員です」。市郎は「ええっ?! 三原じゅん子が!嘘だー。『セクシー・ナイト』だよ?」と、彼女のヒット曲を挙げて驚愕。すると、ゆずるは「2004年にコアラ改め『ハッピハッピー。』と…」と余計な情報まで明かしたのだ。

 この場面に、リアルタイムで〈私が出てきた!笑〉と反応した三原氏。1979年、「3年B組金八先生」(TBS系)のスケバン少女・山田麗子役を熱演し、「顔はやばいよ、ボディやんな」の台詞で一躍有名になった。女優や歌手として活動してきたが、2010年7月、野党時代の自民党から参院全国比例区で出馬し、初当選を果たす。その後、厚生労働副大臣などを歴任してきた。現在は参院環境委員長を務めている。