ステイ先がハワイだったとしても、CAたちがイマイチ楽しむことができない理由とは? 国際線外資系CAでYouTuberとしても活躍する、Ryucrew(リュークルー)さん待望の著書『国際線外資系CAが伝えたい自由へ飛び立つ翼の育て方 当機は“自分らしい生き方”へのノンストップ直行便です』(KADOKAWA)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む)
◆◆◆
ステイを楽しむ北米クルーの人気ナンバーワンはあのお店
日帰りで完結する乗務と、フライト先で現地に滞在した後に戻ってくる乗務があります。
ステイ先の滞在時間はバラバラ。15時間しかないというときもあれば、48時間や72時間というときもあります。
ステイ先での過ごし方は、本当に人それぞれです。海によく行く人なら、ビーチに持って行って敷けるようなシートや小さなイスを、いつもスーツケースに入れていますし、スケートボードやローラーブレードを持ってくるという人もいました。以前、サーフボードを持ち込んでいるパイロットがいたときにはビックリしました。どこまで自由やねん。でも、サーフボードはさすがに基本NGです。
世界のどこに行っても北米のフライトアテンダントに一番人気なのが、コストコです。国や都市によって置いてある商品がちょっと違うらしく、ステイ先でやることがないときは、とにかくコストコ。私はステイ先であまり積極的に出かけるタイプではないので、実はあまり興味がないのですが、みんなコストコに行きます。