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皇族のご結婚である以上、お二人の意思だけで決まっていいものだろうか
最初に眞子さまと圭さんのデートを報じた2016年秋の時点では、私も漠然と「眞子さまが選ばれたのだから、この男性はきっと眞子さまにふさわしい方なのだろう」という風に思っていました。
しかし、「筆頭宮家のご長女というお立場の眞子さまのご結婚相手にどういう人がふさわしいのか」。これは非常に難しい問題だと考えるようになりました。たとえご本人同士が「結婚したい」という意思を持っていても、皇族のご結婚である以上、お二人の意思だけで決まっていいものだろうかとも思い至るようになったのです。はからずも、眞子さまが宮家当主になられることが想定されていた「女性宮家」構想の危険性を、今回の「結婚延期」が指し示すことにもなりました。
「死亡金が500万円では少ない」
佳代さんがXさんと婚約して約2カ月が経った頃、「Xさんの生命保険の証書がほしい」と言われたので渡したそうです。もともとの受け取り人はXさんのお嬢さんだったそうですが、婚約するにあたって佳代さんに書き換えたので証書のコピーを渡したところ、「死亡金が500万円では少ない」と言われたというんですね。こういうエピソードが次々に出てくると、小室家の深淵を覗き込むような思いがして、そら恐ろしさを感じました。