昨年11月末に突如「活動終了」がアナウンスされた人気VTuber「餅月ひまり」が、同年12月に別のVTuber「胡桃ふゅ」に“転生”していたことが「週刊文春」の取材で分かった。
2019年に活動を開始した餅月ひまり。2020年からはVTuberに特化したタレント事務所にも所属し、最盛期には20万人を超えるチャンネル登録者数を誇った。
「趣味がアダルトゲームだったり、メイド喫茶でのバイト経験があったり。2000年代に流行したオタク文化、サブカルへの造詣が深く、いわゆる『ネット民』との親和性が高かった。懐かしいネット文化に触れられるニッチさや、なんの抵抗もなく下ネタトークを展開する姿が新鮮で面白く、この子は伸びるなと思いましたね」(ファン)
こうして人気VTuberとしての地位を確立していったひまり。ところが、昨年11月末、突如「活動終了」が発表された。
〈クラウドファンディングを完遂したい〉と宣言も…
ひまりは2022年8月にクラウドファンディングを立ち上げ、「アルバム制作プロジェクト」を進行していた。それが完遂していない中での「活動終了」はファンに衝撃を与えた。今年3月になって、沈黙を貫いていたひまりが声明を発表。〈クラウドファンディングを完遂したい〉と宣言していた。ところが――。
元事務所関係者が明かす。
「彼女は現在、別のVTuber『胡桃ふゅ』としての活動をスタートさせているのです。動画の投稿は昨年の12月からですが、YouTubeチャンネルはひまりの活動終了を発表する前の11月から開設している。つまり、事務所に無断で『胡桃ふゅ』の準備を進めていたことになります」