1ページ目から読む
3/3ページ目

早く結婚して家庭を持ちたい

――神谷さん自身、パートナー選びが難しいと思うことはありますか。

神谷 とても難しいと思いますね。どうしたらいいのでしょうね。どうすればいいと思います?

――今すぐパートナーが欲しい?

ADVERTISEMENT

神谷 欲しいです。結婚願望もありますね。

――夢は世界銀行ということだったので、しばらくキャリアに邁進されるのかと思っていたので意外です。

神谷 仕事も恋愛も並行しつつ、早く結婚して家庭を持ちたいです。

 世界は楽しいですし、国際的に活躍したいとも思っていますが、日本が大好きなので、結婚も日本人としたいですね。

 

アメリカで話を聞くと、日本の方が優れていることもたくさんある

――日本は子育て支援が手薄で、夫婦別姓制度がなかったり、女性の負担が重いといった問題もあります。海外に照準を合わせている神谷さんから見て、日本社会に“遅れ”は感じないですか。

神谷 確かに海外と比べて制度的に遅れている、洗練されていない部分は多々あると思うのですが、それでも、生まれ育った故郷だからですかね。とにかく日本が好きです。

 国際会議に参加するまでは、「国際結婚してアメリカに住んでやる」と考えていましたが、実際にアメリカで話を聞くと、医療制度など、日本の方が優れていると思えることもたくさんありました。海外に行く機会が増えるにつれて、「私は日本人なんだ」というアイデンティティへの思いが強くなってきたことに気づきました。

――ミスコン出場から芸能界デビュー、そして影響力を大きくした上で世界銀行へ挑戦と、計画的にキャリアを積み上げているのでしょうか。

神谷 正直、全部後付けです(笑)。周りの人に導かれるままやってきただけで。でも、占い師に「2000人に1人の強運の持ち主」と言われたので、周りに流されていてもいいんだとも思っています(笑)。

 

写真=釜谷洋史/文藝春秋