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それは、人が生きていく上で、自分の置かれた状況や環境をよく知っていることが必要だからです。
比較することによって、自分がどういう行動を取るべきかを判断するのです(これを「社会的比較」と言います)。
SNSとどう付き合うべきか?
イギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者らは、平均14.3歳の若者1万人以上を対象に、ある調査をおこないました。
それによると、SNSの利用時間が長い人ほど鬱になる傾向が見られたそうです。とくに、男性よりも女性のほうが、その傾向は強かったとのことでした。
また、SNSの利用時間が長い人ほど睡眠時間が短く、自己肯定感が低く、自分の容姿に自信を持てないなどの傾向がありました。SNSを使うことは、あまり精神衛生上はよくなさそうです。
SNS上で目にするキラキラした世界は、投稿者が自分のいいところしか見せないで作り上げている「バーチャルな世界」だということをわすれてはいけません。
また、他人と自分を比較していいことなんかありません。結局「自分は自分、他人は他人」なのです。
あまり他人のことをうらやまないように心がけて、自分らしく、元気に楽しく毎日をすごすようにしましょう。