今年4月、15年ぶりとなる写真集『奥菜恵写真集 Okina Megumi』（宝島社）を発表した俳優の奥菜恵さん（44）。13歳のデビューから第一線で活躍する中、2023年に難治性の皮膚疾患「尋常性白斑（じんじょうせいはくはん）」の治療中であることを公表、美容液のプロデュースにも乗り出している。
シングルマザー時代の経験から、「母子支援にも携わりたい」という奥菜さんに、デビューから現在までの歩みや、ステップファミリーとしての家族のかたちの今を聞いた。（全2回の2回目／1回目から続く）
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15年ぶりの写真集に夫が見せた反応
――今回の15年ぶりの写真集、ご家族の反応はいかがでしたか。
奥菜恵さん（以降、奥菜） 夫は「めちゃくちゃカッコよく撮れてるね」と言ってくれましたけど、娘たちは見てません。
――あえてお子さんたちには見せていない？
奥菜 そういうわけじゃなくて、「見る？」って聞いたら「うん、見ない」と言われました（笑）。
――奥菜さんのお仕事に、お子さんたちはそこまで興味を示さない？
奥菜 舞台なんかでも、「来たければおいで」とは言うんですけども、「はいはーい」みたいな（笑）。
「彼でなければ、結婚はしなかった」
――お子さんが2歳と0歳のときにシングルマザーになり、その後、俳優の木村了さんと再々婚されました。「ステップファミリー」となることに不安はありましたか。
奥菜 子どもが早い段階から夫のことを「パパ」と呼んでなついていたことから、家族のかたちが自然とできていきました。彼でなければ、もう二度と結婚はしなかったと思います。
夫は、一歩引いた目線でアドバイスをくれるので、反抗期のときも助けられましたね。
