「鬱でお風呂に入れなくなった時期もあったけど…」メンタル不調の男性クリエイターを救った「意外な趣味」の正体

中野　コスプレの良いところは、太っていたら太っているキャラをやればいいし、痩せていたら痩せているキャラをやればいいこと。そのときどきで自分に合っているキャラを探せばいいんです。

「人生の主役は自分」みたいな考えよりも…

中野　ただ最近思うのが、僕ぐらいの年齢になると、いわゆる「物申すおじさん」になってしまう人がいる。あれって結局、自分が若かった頃に上の世代にされて嫌だったことを繰り返しているだけじゃないですか。おっさんになった途端、マナーやモラルを語るのはズルいと思うので、そこは気をつけています。

――謙虚です。

中野　もともと「自分が人生の主役になろう」みたいな考え方にイマイチ乗れなくて。僕の場合、“誰かの人生の美味しい脇役”になりたいんですよ。なので、別に主役にはならなくてもいい。

　コスプレの場合、主役は現役のコンテンツを追いかけている若い人たち。だから僕のような世代のおじさんたちのことは気にせず、自由に楽しんでくれたら嬉しいですね。

最初から
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