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『わろてんか』前は芸能界引退も考えていた
劣等感や焦燥感に駆られていたアリスさんの転機となったのは、2017年度後期の「連続テレビ小説」『わろてんか』(NHK)。アリスさんが演じたのは、葵わかなさん演じるヒロインの恋敵から親友へと変わっていくという女芸人でした。
昨年12月、アリスさんがトーク番組『A-Studio+』(TBS系)にゲスト出演した際、『わろてんか』出演時について語っていました。
そもそもアリスさんは『わろてんか』のヒロイン役のオーディションを受けていたそうで、最終審査まで残ったもののなかなか返事がなかったため、「終わったな」と感じていたといいます。その後、ヒロインではないものの女芸人役のオファーが届き、「すごいパンチのあるおもしろい女の子だな」と感じて快諾。
実は当時、「(『わろてんか』出演で)もう流れが変わらなかったら辞めようって思ってたので」と語っており、芸能界引退を考えていたことも赤裸々に告白していました。ただ、その役が高く評価され、お茶の間の認知度もさらに上がり、俳優業の流れが大きく変わったのだそうです。
我が道を突き進めばいいのだという気付きを得たアリスさんは、近年ではもうすずさんへの劣等感は霧散した様子。SNSでの投稿などから垣間見えるアリス・すず姉妹の仲良しエピソードは、枚挙にいとまがありません。