デビュー当時はロングヘアだった
剛力と聞くと「黒髪ショート」をイメージする人が多いだろうが、デビュー当初はロングヘアだった。芸能記者が振り返る。
「剛力は2002年にオスカープロモーションの全日本国民的美少女コンテストに参加。その後、雑誌『セブンティーン』のモデルとして活躍したが、この頃は胸まであるふんわりとしたロングヘアが特徴的だった。
しかし、初めて月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(2011)に出演した際、監督からの『表情が見えづらい』という指摘でロングヘアをバッサリとカット。最初は不安だったそうですが、ショートヘアを褒められるうちに、自然と明るい自分が出てくるような気がして、実際に性格も明るくなったと、後に語っている」
その時のことを「18歳の12月3日に、髪を切りました。『123』だから、日付まで覚えてるんです」(週刊FLASH 2021年6月8日号)と、日付まで記憶するほど、剛力にとって大きな出来事だったイメージチェンジ。
その後、明るくボーイッシュなイメージが定着した剛力は、2012年の「ランチパック」のCMでブレイク。オスカーの看板女優として数々のドラマに出演したが、20年に事務所を退所。心機一転、立ち上げた個人事務所の名前は「株式会社ショートカット」。剛力にとって「ショートカット」は、それほどまでに思い入れのある髪型なのだ。
今回、役作りとはいえ、そのショートカットを封印してまで舞台に挑んだ剛力。その切実な事情を舞台関係者が語る。
「剛力さんはオスカー時代のZOZO創業者・前澤友作氏との熱愛報道により露出が激減。破局後もその流れは変わらず、今年3月、11年以上MCを務めた『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)から卒業したことで、ついに地上波のレギュラー番組がゼロになりました。剛力さんは所属事務所の社長も務めており、焦りもあるのでしょう。演技を磨くため、まるで修行のように片っ端から舞台に出演している」
“修行”といえば、思い出されるのが、今年公開を控えるネットフリックスドラマ『極悪女王』での役作りだ。