「訴訟」と神ホストMとの別れ
公私ともに順風満帆に思えたが、その航路に暗雲が垂れ込めたこともあった。
「週刊新潮」は昨年6月、ベベ社がかつての共同経営者「H社」から約750万円の立替金を返金するよう民事訴訟を起こされていたことを報じた。ほかにも運送業者やHP制作会社、税理士などに100万円ほどの未払い金があるとも指摘。
記事で板野側は「返金の意思はある」としながらも、H社との間に信頼関係を損なう状況が生じたこと、200万円弱の反対債権もあるなどと主張し、金銭トラブルの存在を認めていた。あれから1年。訴訟トラブルはどうなったのか。
裁判記録を確認したところ「認諾」となっていることがわかった。つまり、ベベ社がH社の請求が正しいことを認め、返金に応じたということだ。ベベ社に聞くと「当社は、H社から返還を受けるべき資料の返還を受け、当社からもH社に対し、支払うべき金員については支払い、すでに訴訟は終了し、解決済みとなっております」と回答した。
これでビジネスにも一層身が入ると思いきや、訴訟に先立ち、ベベ社の取締役にも就いていたM氏という男性との別れがあった。
「Mさんは19歳の頃から大阪でホストとして働くようになり、歌舞伎町時代は全国ホスト界の『神7』にも選ばれた人物です。ホストを卒業してからは『女性に恩返しがしたい』と美容会社を起業。板野さんの会社でも初期メンバーに入っていましたが設立からわずか4カ月で辞任していた。板野さんを除くほかの取締役も1年で全員が辞任し、仲違いしたのではと噂になった」(業界関係者)
神ホストが神7と袂を分かったのはなぜか。M氏に取材を申し込むとメールで返信があった。
「あいにく、私は自身の本業が忙しくなりかなり早いタイミングで抜けております。その時は特に何も問題がなく、その後に誰が抜けたなども私は分からず残念ながらお力になれそうにないです」
神ホストからの「言い訳Maybe〜♪」でした。
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