「俺は恥をかかされてる!」と怒鳴りつけ…
発端となったのは、今年1月に学内で行われた「校則見直し会議」。昨年施行された「こども基本法」に基づき、校則を緩和するため、松村氏が生徒からヒアリングをするという名目で行われた。会議では、Aさんが松村氏に対し、意見する場面もあった。ところが、それに松村氏は激昂。「俺は恥をかかされてる!」などとAさんを怒鳴りつけ、後日、学校を通じて謝罪文の提出を要求した。
Aさんの母親が語る。
「(松村)理事長はこども基本法について語っているのに、実際には子どもに対してあり得ない態度をとったり、暴言ともとれる言動があった。こうしたことは社会で許されてはいけないことだと思いました」
今回の刑事告訴状にはこう書かれている。
〈A(原文は実名)をして、被告訴人(松村氏)に対する謝罪文を作成及び提出しなければ、身体、自由、名誉等に危害を加えられるかもしれないと怖がらせ、(中略)Aに義務のないことを行わせた〉
Aさんが恐怖感を覚えるほどの謝罪文提出の強要、そして「あり得ない態度」「暴言ともとれる言動」とはどのようなものだったのか。
現在配信中の「週刊文春電子版」では、Aさんが松村氏を刑事告訴するに至った詳しい経緯、松村氏が「俺は恥をかかされてる!」と絶叫し生徒たちがすすり泣く声が響いた校則見直し会議の様子、校長による「退学勧告」、謝罪文の“書き直し要求”などを詳しく報じている。
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