1ページ目から読む
2/3ページ目

市長時代から「動かす」にこだわりがあった

 鳥羽氏が冒頭のように苦笑すると、約150回の選挙に携わった藤川氏は、

「出馬が決まって、色々決裁のために彼に連絡するんです。でも、『市長職を全うするまで選挙は考えたくない』と無視。(6月)12日に(東京に)来てからやりますって。いや、あと何日あるのよってね」

石丸氏を支援するドトール創業者の鳥羽博道氏(左)と選対事務局長の藤川晋之助氏(編集部撮影)

 キャッチフレーズでも、ひと悶着あったという。

ADVERTISEMENT

「案を色々出したけど、彼は『二番煎じで嫌』。(鳥羽)会長や僕は『東京新時代』が良いと思ったんですけどね。だけど、彼は市長時代から『動かす』にこだわりがあった。で、『東京を動かそう』と」(同前)

鳥羽氏が不愉快になったことは…

 鳥羽氏が続ける。

「天才肌というか、我々とは感性が違うね。(メールを)打っても全然返ってこないから、不愉快だってこと一度(藤川氏に)メールしたんだけど、それ以降は、この人は大物だと思う方に切り替えた。悠然としながら、全てがきちっと収まっていくのは凄いなって」

 そんな石丸氏は、先週号の取材には「彼女はいない」と宣言していたが、

「安芸高田市に移住して地域おこしに取り組むアイドルAちゃんとの関係が気になる。“市長と歩いていた”なんて噂も」(市民)

 何かと気になることが多い石丸氏。先週に続き、今週も電話で直撃した。