女優のいしのようこ(56)が5日放送の「酒のツマミになる話」に出演。4年前に急逝した不世出のコメディアンとの思い出を語った。

「かつて志村けんから『コントの間を知っている』と言われたことがあるそう。当時は意味が分からなかったが、後になって褒められていたことに気づいたと語るなど、特別な関係性をうかがわせるエピソードを披露した」(放送記者)

 兵庫県芦屋市で三姉妹の次女として育ったいしの。姉で歌手の石野真子の撮影現場を見学した際にスカウトされ、1985年、17歳で歌手デビューした。

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志村とは愛犬家という共通点もあった

「人前で歌うことが苦手だったため、4年で歌手を辞め、徐々に俳優、タレント活動に軸足を移した」(芸能関係者)

志村けんに「おまえ、おもしれえな」と気に入られ、ツーショットも撮られたが…

 いしのにとって最大の転機は、やはり志村との出会い。初対面で見込まれた。

「志村は『おまえ、おもしれえな』と、当時準備中だった新番組に誘った。いしのは丁重に断るが『3カ月でいいから』と食い下がられた」(テレビ関係者)

 そして生まれたのが「志村けんのだいじょうぶだぁ」。約5年を共にした。志村は40代、いしのは20代前半の頃だった。息の合ったかけあいを見せる2人は、私生活でも親密なのではと噂が立つ。

「当時志村は東京郊外の豪邸で独り暮らし。『フォーカス』がツーショットを撮ったが、志村は『結婚する気はさらさらございません』と否定した」(女性誌記者)