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――三社祭にも行っていたということですが、いかがでしたか。

游姫 私の彫り師さんが20年通っているので、その方に誘われて行きました。外国人が増えましたね。観光客もそうですが、お神輿を担ぐ人も外国人が多かったです。三社祭が人気になっているんだと思います。

 多分唯一、タトゥーを前面に出していいお祭りなので、かなりの数が集まっていました。その分、警察もかなりいて。厳戒態勢でしたね。でも、いろんな方のタトゥーを間近で見ることができて楽しかったです。

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モデルを始めたきっかけはインスタ

――モデルの仕事を始めたきっかけは。

游姫 普通に会社員として働いていたんですけど、タトゥーを入れてからその写真をInstagramにアップしていたら思いのほか反響があって。いろんなところで取り上げられたり、声がかかることが増えたんです。そしたらDMに被写体としての依頼がかなりきて。それでタトゥーモデルを始めました。カメラマンはほとんど海外の方ですね。

――今後も続けていきたい?

游姫 いや、会社員になりたいです。今はフリーランスなので、安定した給与はなくて。ボーナスとかもないですし。だからボーナスをもらうために会社員になろうと動き出しています。

 去年、初めて宅建の資格を受けてみたんですが、1点足りなくて落ちてしまって。今年再チャレンジする予定です。そのほかにもいくつか資格を取る予定です。そういうのを活かせる仕事に就きたいと思っています。

©︎文藝春秋

写真=橋本篤/文藝春秋