全身に入れたタトゥーの写真が話題となり、Instagram上で注目を集めたモデルの游姫さん(33)。タトゥーモデルやタトゥーコンテスト、エステティシャンなど幅広い分野で活動している。

 そんな游姫さんに、タトゥーを入れたきっかけや入れてからの心境などについて聞いた。(全2回の2回目/最初から読む

游姫さん ©︎文藝春秋

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基本的にはタトゥーは外から見えない服装

――游姫さんの場合、普段の格好では見えないですが、お腹や背中にびっしりと入っているということで、周りから驚かれたりしましたか。

游姫 それは結構ありますね。「そんなに入っていたの?」とか。見えない分、ギャップがあるみたいですね。

――歩いていて周りから何か言われることは?

游姫 夏でも露出はほとんどしないので、基本的にはタトゥーは外から見えないんです。でも、以前スリットが入っているワンピースを着ていた時に、若い方から「足のタトゥーすごく綺麗ですね」と言われたことはあります。嫌な気持ちはしなかったですね。

自分の好きじゃないタトゥーは見たくない

――タトゥーを入れてから、心境に変化はありましたか。

游姫 タトゥーが入っている人と身近になったというか、友達になったりしましたが、私、基本的にタトゥーが入っている人は好きじゃないんですよ。タトゥーが入っていると第一印象的に柄が悪く見える人がいるんです。

 タトゥーが入っている私から見ても、「柄悪いな……」って思ってしまうし。もちろん態度が悪い人もいるじゃないですか。そういうのを見るとタトゥーが入っている人は好きじゃないなって思います。

©︎文藝春秋

――意外です。例えばパートナーにはタトゥーを入れてほしくないとか?

游姫 彼氏とかには絶対に入れてほしくないです。本当に無理ですね。大体の人のタトゥーの絵が好きじゃないんです。線も汚かったりするので。自分の好きじゃない絵を間近で見るのはいやですね。

――ご自身に入れているタトゥーと世間一般的なイメージのタトゥーは別物として考えている?

游姫 そうですね。別物です。もちろん綺麗な絵の方もいるんですけど、数が少ないです。大抵の人は絵が汚いので。