公式インスタグラムの開設に一層焦り

 そんな中、紀子さまを一層焦らせる出来事があった。宮内庁が運営する、公式インスタグラムの開設である。

 4月1日に天皇や雅子さま(60)、愛子さま(22)の家族写真など公開されたのを皮切りに、4月9日時点での投稿は25件。フォロワーはわずか1週間余で首相官邸の28.9万人を大きく上回る81万人を達成した。BBCやニューヨーク・タイムズなど海外メディアでも取り上げられ、話題を呼んだ。

 

新しい広報活動は好調に見えるが…

「新しい外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧げる『信任状捧呈式』についてインスタで告知したところ、当日は若い世代が続々と東京駅に集まり、馬車列を見学したのです。『若者が、しかも平日の催しに来るなんて』と庁内は沸きあがっています」(前出・宮内庁関係者)

ADVERTISEMENT

 海外賓客をもてなす雅子さまの正装姿や、公務に加わる初々しい愛子さまのご様子が目を引く“雅子さま&愛子さまインスタ”。新しい広報活動は好調に見えるが、そこに欠けているものがある。

宮内庁インスタには雅子さまと愛子さまが

「25件の投稿に、秋篠宮家が殆ど登場しないのです。宮内庁は当面の方針として『両陛下のご活動を中心に投稿する』としている。宮内庁としては天皇ご一家を優先したのかもしれませんが、ご一家の長女である愛子さまが写っているのに、皇位継承順位が1位、2位の秋篠宮さま、悠仁さまが紹介されないのには、違和感を拭えません」(同前)

 宮内庁に秋篠宮家のご活動の投稿予定を尋ねると、

「秋篠宮皇嗣同妃両殿下を含む他の皇族殿下方のご活動等に関する発信については、今後改めて検討をすることとしています」

 最新の広報活動から取り残される形になった秋篠宮家。紀子さまの焦りは最近、ある「独自路線」へと結実している。

「お出ましの際に、取材に来た雑誌や新聞社などの番記者にお声をかけられるようになった。従来はあまり無かったことです」(皇嗣職関係者)

 例えば2月16日の「現代女流書100人展」のご鑑賞では、最後に記者たちが並ぶ方へ向き直られ、

「皆さん書道はされていましたか」

 とお尋ねに。