――外装はかなり派手ですよね。
けんじ カレーをイメージした車にすることで、視聴者の方々に、僕たちが「カレー好き」というのを知ってもらおうと思ったんです。もともとカレー屋になりたくて、その夢は持ち続けていたので、YouTubeやSNSを通してそのイメージを発信すれば、将来的に何かにつながるかなと。
――それで車の名前も「カリー号」に。
あかり 最初は「カレー号」だったんですよ。でも、誰かが「カリー号」と間違えて言い出して、結局そのまま「カリー号」になりました(笑)。
お風呂は3日に2回…車中泊生活の“リアル”とは?
――1年間の日本一周では、どんな生活をしていたのですか?
けんじ 1週間のうち、週4日ぐらいは撮影を兼ねた観光をしていました。朝から夕方くらいまで観光しながら撮影して、夕方にはお風呂に入って、夜は道の駅とかに移動して寝るみたいな。残りの3日間は編集作業をしていましたね。
――お風呂はどうしていたのですか。
けんじ 主に「快活CLUB」を利用していました。30分300円台でシャワーを使えて、無料のタオルサービスもあったので。銭湯に行くより安く済むんですよね。
あかり 「快活CLUB」がなかったら、アプリで安い銭湯や温泉を探して行ってました。
――毎日入っていた?
あかり いや、夏場以外は3日に2回くらいでした。1日ずっと編集作業をする日とかは汗をかかないので、「まあいいか」みたいな感じで。観光した日は毎日入ってましたけど。
けんじ 夏場とか暑い日も毎日入ってましたよ。汗をかいたかどうかを判断基準にしていました。
7月と8月は暑さを避けて北海道へ
――夏場は暑くて大変そうですね。
けんじ 本州は暑すぎるので、7月と8月は北海道に行きました。
――北海道とはいえ、日中は暑いですよね。
あかり 私たちの場合、昼間は車にいないことのほうが多かったです。撮影のときは外で観光していたし、動画を編集するときはカフェやファミレスに行っていたので。
けんじ 朝早めに起きて、日が昇る前に活動するようにしてましたね。夜は涼しいので、大丈夫なんですけど。
――車内は暑さ対策を?
けんじ 車内にいるときは窓を開けて網戸にしたり、寝るときはニトリのヒンヤリするシーツを敷いたり。対策はそれくらいです(笑)。
――冬場はどうしていたのですか。
あかり 冬は服を着こんだり、寝袋とか毛布を使えばどうにかなるんですよ。大変なのはやっぱり夏ですね。