「そろそろ長瀬も金欠なのでは?」という憶測も

 一方で時折流れるのが、「そろそろ長瀬も金欠なのでは?」という憶測だ。

「ジャニーズ時代に築いた貯蓄を切り崩し倹約生活をしている」とか、「『金がやばい』とこぼした」などという週刊誌報道も流れた。

 また今年6月には長瀬の名前ロゴの入った複数のギターアンプを、八王子の中古品買い取り業者が売り出していたことがSNSで大きく話題にもなった。

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本人のInstagramより

「本当に長瀬の私物だったことがわかったために、古くからのファンからも『お金困ってる?』なんて声があがったのですが、実際は何十台も所有している長瀬本人が旧知の楽器屋さんのスタッフに『新たに必要とする若い人の手に渡れば』と頼んだものでした。2トントラック1台分くらいを預けたそうですが、まだ同じくらいの量があるそうで、これまでいかに機材に凝って買い集めてきたかがよくわかります。なにせアンプはスペースとりますからね、倉庫借りても追いつかない」(同前)

トップ芸能人として稼いできたお金が…

 実はこの話にはオマケもついた。買い手の一人に、ジュニアのグループ「7 MEN 侍」の矢花黎がいたことがわかったのだ。

 音大出身でグループではベースを担当する24歳。TOKIOを尊敬していることも知られていて、長瀬が思い描いていた以上に適した“若い人”の手に渡ったことになった。

 8月22日には、TOKIOのリーダー城島茂がレギュラーラジオで当時の長瀬の思い出話をする場面があった。「どうしてんねやろな、いま。連絡つかへんけど、あいつ」とボヤいてみせたが……。

城島茂。8月にはラジオ番組で当時の長瀬の思い出話をする場面も ©文藝春秋

「実際、長瀬さんの暮らしぶりは変わらず自由でたのしそうですよ。

 バンド関連のTシャツやキャップなどのグッズは大人気で、公式が売り切れたあとは倍ほどの値段で流通しているといいます。インディーズで出したバンドのCD・レコード、そして懐かしのカセットテープの音源も『3種類全部買う』というファンも多いそうで、そこらへんの狙いはバッチリ当たってます。

 もちろんジャニーズ時代にトップ芸能人として稼いできたお金がたんまりあるでしょう。彼は実はそのあたりの管理もしっかりしていて、世間が円安と物価高で嘆いているときに、『ドル建て預金しといてよかった』と言ってたそうですからね」(前出・映像関係者)

 表現者として好きなことに注力する資産に困ってはいないのだろう。バイク、ファッション、釣り、音楽――。さて、次にどんな世界を見せてくれるだろうか。