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「社長の愛人なの?」と聞いてくる人は…

保科 最近ようやく言われなくなりましたが、1年くらい前までは「社長の愛人なの?」と頻繁に聞かれていました。そんないやらしい妄想して、ねぇ? 愛人だのなんだの勘ぐる人は、きっと自分がそういう願望を持っているんですよ。セキュリティのある素敵なマンションでお帰りを待つのが愛人ですが、私はただの従業員なので、セキュリティのないマンションに住んであくせく働いております!

 私の好きな男性のタイプは……。素直で優しくて癒やされる男性が理想かなぁ(笑)。まぁ、もともと結婚願望は全然ないんですけどね。

――社長のご家族は、保科さんのことをどのように認識しているんでしょうか?

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保科 社長のお子さんは、テレビに私が映っているのを見て、「パパ、愛人出てるよ」とおっしゃっていたそうです(笑)。

――イベントの映像などを見ると、自由奔放に振る舞う社長とストップをかけようとする保科さんという関係であることがわかります。なんだか素で漫才のボケとツッコミのような……。

保科 よく言われます。私も社長と同じタイプだったら収拾がつきませんからね。本当にお互い真逆の性格なんですよ。私は何事もしっかり準備したい性格だけど、社長は直感型でマイペース。新幹線で移動するときも、社長は駅に停まってからようやく降りる準備を始められます。一駅前から荷物をまとめたりしている私のことをせっかちだと思っているみたいですが、それなのに社長は荷物を忘れたりする(笑)。

――保科さんと社長の関係は、相棒という言葉が似合いますね。

保科 正反対の性格だけど、「好奇心がある」というのが共通点なんでしょうね。社長がどんどん突き進んでいかれるので、私はついていくのに必死ですが、これからも社長のやりたいことのお手伝いをさせていただければと思います。

©石川啓次/文藝春秋

――「夢グループ」の通販CMがこれだけブームになって、今後の展望はありますか?

保科 社長と出会って、イベントに出たり、グッズ化されたり、漫画になったり、いろいろな夢を見させていただいています。これからどんなことが起きるのか、全く予想ができません。だからアンチエイジングを頑張って、なるべく長くやっていきたいですね。今は一生懸命マッサージとかして、老化を止めようとしているんですよ。だって、ねぇ。おばあちゃんが「やすくして」って甘えても、なんか違うじゃない(笑)?