女優の木村多江(53)が8月18日放送の「おしゃれクリップ」に出演。小学校から高校までの12年間、東京の超お嬢様学校に通っていたことを明かした。

「両親の薦めで入学した白百合学園は『前髪は眉毛まで。スカート、靴下の丈まで決まっていた』と回顧。以前、雑誌では『規律に厳しい女子校で最初はうまく馴染めなかった』と語っていた」(テレビ誌記者)

 人呼んで「薄幸な役が似合う女優」。小学校のときに芝居に目覚め、中学で演劇部に所属。音楽プロデューサーの叔父の影響を受け、専門学校でミュージカルを学び舞台で活動を始めた。

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「遺影の写真や登場してすぐ死ぬ役など、当初は端役ばかりでしたが、着実にキャリアを築いていった」(演劇関係者)

父親からは芸能活動を反対されていた

「美人なのに不幸な役ほど光る不思議な魅力を持つ」

 1999年、ドラマ版「リング〜最終章〜」の貞子役でブレイクを果たした。

「名女優・大原麗子に似た、古風ではかなげな雰囲気が漂う人。長髪のお化けが白のワンピースで井戸から顔を出すシーンは怖さと美しさでインパクトを残した」(前出・テレビ誌記者)

 ドラマ「白い巨塔」では末期がん患者、映画「ゼロの焦点」では貧しい暮らしの受付嬢と、薄幸な役で存在感を放った。

「美人なのに不幸な役ほど光る不思議な魅力を持つ。主役を引き立てるドラマになくてはならない存在です」(テレビ関係者)