斎藤元彦・兵庫県知事(46)に対する告発文書を作成し、7月7日に命を絶った職員X氏が県側の求めに応じ、追加の通報文書を提出していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

兵庫県の斎藤元彦知事 ©時事通信社

 斎藤知事といえば、告発文書に記されていたパワハラ疑惑やおねだり疑惑が報じられ、百条委員会での答弁も話題となった。「週刊文春」はこれまで告発した職員X氏に対する“告発者潰し“と言える県側の言動を音声や証拠文書とともに報じている

X氏が作成した告発文書

追加情報が記された“内部文書”を入手

 さらに今回「週刊文春」は、X氏が正式な手続きにのっとって公益通報窓口に提出した公益通報文書、および県の求めに応じて4月22日に提出した追加情報が記された内部文書を入手した。

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 入手した“追加通報文書”の一部を紹介すると、2022年秋に県が公開した広報用の映像をめぐり、以下のような情報を提供している。