「ジャニーズのメンバーの家に遊びに行った」“紀州のドン・ファン殺人公判”須藤早貴（28）が友人たちに語っていた虚実　グループLINEは“恋して昇天ナンマイダ”〈車を買うとしたら、フェラーリかランボルギーニ〉

野崎氏の死後、須藤は動揺する素振りも見せず...

「その後テレビのニュースで、早貴がジャニーズのメンバーと会ったのではなく、高齢のおじいさんと結婚していたことが分かり、開いた口が塞がりませんでした」（同前）

　後日、友人の1人がLINEで「結婚したのは本当？」と尋ねると、須藤はそれを認めた上で、こう説明したという。

〈（野崎氏から）きょうだいに遺産を渡したくなくて、君にもらってほしいと言われて結婚したのは本当。だけど、一緒には住んでいない。東京にいる〉

　嘘を許し、疑惑の渦中にいる身を心配してくれた友人たちには「その日は和歌山にいたけど、見つけた時にはもう死んでた」「覚醒剤もやっていないし、殺してもいない」と釈明。須藤はさらにこう推測してみせた。

〈社長（野崎氏）の前の女がシャブ中だったし、その女の荷物から注射器が出てきた。社長は『死にたい、死にたい』と言う人だったから、自分でやった可能性もあるし、事故かもしれない〉

〈初めて見た時から、ヨボヨボで死にかけだったけどね〉

　須藤は家族にも野崎氏との結婚を明かしておらず、

〈めっちゃ心配させた。事件とかではなく、普通に死ぬと思っていたから、事後報告でいいかなと思っていた〉

　法廷では、野崎氏が死亡した状態で発見された直後、友人たちと交わしたやりとりも明かされた。119番通報は2018年5月24日22時36分。救急隊員や田辺警察署員が駆け付け、野崎氏の自宅は物々しい空気に包まれたが、日付が変わった同年5月25日未明、須藤は動揺する素振りもなく、友人たちとLINEで自動車免許や好きな芸能人に関する他愛もないやりとりを続けたという。

〈車を買うとしたら、フェラーリかランボルギーニを検討しているから〉

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