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――今はお相手とは一緒に住まれているんですか。

清水 まだ一緒には住んでないんです。2年以内くらいには一緒に住めたらええかなぐらいの感じで。それくらいが私には合ってるんですよね。だから、あんまり結婚したって感じはなくて。

 壇蜜さんが結婚した理由について「ひとりで生きられないから結婚するのではなくて、自分ひとりでも生きられる自信がついたから誰かと一緒にいられるようになった」とおっしゃっていたんですが、すごくわかるなと思って。一人の自立した人間になれたから結婚したというのもあります。

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 それに人妻で私みたいなセクシーなキャラを貫いている人っていないじゃないですか。それも面白いと思って。

 

「本当に結婚したの?」結婚後もセクシーネタを披露するワケ

――確かに橋本マナミさんもそうですけど、結婚するとセクシーキャラからシフトチェンジする人は多いですね。

清水 私は全く変える気はないんですよ。周りからは「そのキャラ抑えないの?」とは言われたんですけど、逆に「なんで変えなきゃいけないの」っていうスタンスなので。

 この間もご一緒させていただいたチョコレートプラネットの松尾駿さんに「本当に結婚したの?」「絶対噓でしょ」って言われて。「本当にしました」と返したら「なのに今日、こんな事(セクシーネタ)やってんの?」って笑われて(笑)。「うふふ」言うて。

 生活感があまり見えない上に結婚生活も想像できない人だから余計に笑えるみたいです。それで結婚したとは思えないセクシーネタをやってるのがおもしろいみたいで。でも自分では「笑ってもらえて嬉しい」って思ってます。

 

しっとりとした人妻の良さを出したグラビアをやりたい

――グラビア自体も引退とかはされないんですか。

清水 需要がある限り続けるつもりです。今もガンガン水着の写真をSNSにアップしてるし、まだまだ現役です。グラビアへのやる気がさらに強まってます。でもここ数年はもうグラビアのお仕事のオファーは減っていて今年はまだ2回ぐらいしかグラビアをしてなくて……(笑)。しっとりとした人妻の良さを出したグラビアをやりたい気持ちはあります。

 先日、お仕事で千鳥さんとご一緒させていただいて改めて思った事なんですけど、「面白い」と感じる現場に少しでも携われる存在でいたいなというのがずっとあります。だからこれからもバラエティーも含めてもっともっと面白くて楽しい現場、面白いスタッフさんたちや共演者の方々とご一緒できるようになりたいし、そういう場にい続けられるように私のペースで熱く、ゆるく、頑張りたいです。

 

撮影=松本輝一/文藝春秋