けれど、記者からどれぐらいの期間休むつもりかと尋ねられた際、大野さんが困りながらも笑みをこぼし、櫻井さんが冗談っぽい口調で「全然決まってないんでしょ?」と助け船を出したことで、5人の和気あいあいとしたわちゃわちゃの掛け合いも見られました。
活動休止会見で終始平静だったメンバーは…
そして、「活動を終えたい」という大野さんの意思を聞いたときの気持ちをそれぞれが語っていくのですが、四者四様の受け取り方をしていたことが印象的。
二宮さんは「いや、衝撃でした! 僕そんなこと考えてなかったので」と、自分自身は嵐の活動をやめるなど微塵も思っていなかったことを吐露。飾らないフランクな口調ながらも、いつも飄々としている彼としては珍しく真剣味が伝わってきます。
相葉さんも、「僕は初めてリーダーから聞いたときは、ひっくり返りましたね。まさか! と」とかなり驚いたそう。その後、「リーダーと2人でお話しするなかで、どうにか嵐を続けていける方法ってないのかなって、リーダーに相談したりもしました」と、大野さんを引き止めていたことを明かします。
櫻井さんは「僕も驚きましたね」と語りつつ、5人全員が納得した結論を出すための調整役やまとめ役は、「これは僕の役割だろうなと、その瞬間に思いました」と明言。ですが、とても早口で、途中で大きく深呼吸もしていたため、非常に緊張しているようにも見えたのです。
さて、ここまでの3人は、大野さんの言葉に驚いたという第一印象は同じでしたが、松本さんだけは「僕は驚きはしませんでしたね」と想定内だったと発言。
しかも、なんと松本さんは大野さんからの申し出とは関係なく、「自分たちがいい形であるうちにグループを閉めるっていうことを実際考えた」と、それ以前から解散の選択肢をメンバーに話していたこともあったという、衝撃事実をさらりと明かしたのです。
松本さんは会見中、終始平静でおり、5人のなかでもっとも達観した表情を見せていたのは、そういった背景があったからなのかもしれません。