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子育ても、夫婦の資産管理もバッチリ

 99年に俳優の江口洋介と結婚。以降は子育てのため、活動を制限していた。

「すでに成人した娘と息子がいます。2人とも芸能人の子供が多く通う名門私立の一貫校に通っていましたが、食事は完全手作り。朝6時起きでお弁当を作るという完璧な子育てぶりでした。PTA活動にも熱心に参加して、保護者が参加する行事で物づくりを手伝っていた。芸能人の親としては“歴代ナンバーワン出席率”だと小うるさいママ友からも評価が高かった」(学校関係者)

 完璧なのは子育てのみにあらず。夫婦の資産管理もバッチリだ。

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夫の江口洋介

「08年に、都内の一等地に土地代だけで最低5億円の豪邸を新築しています。このエリアは希少性が高まっており、延べ床面積400平方メートル強の邸宅は今売りに出たら10億円の値がついてもおかしくありません」(不動産関係者)

 この頃、芸能活動とは別に森高が力を注いでいたことがある。

「被災地へのボランティアや寄付活動です。故郷・熊本で地震が起こった時は自ら炊き出しも行い、ライブでも寄付を募っていました。これは報じられていませんが、18年の北海道()(ぶり)東部地震の時にも、現地まで行って炊き出しをしていたそうです。こうした被災地への支援活動は、目立たないようひっそり行っているようです」(芸能誌記者)

彼女の自己プロデュース力

 12年からは、自身の楽曲200曲をセルフカバーし、YouTubeで公開した。

「テクノやヒップホップ系の若手アーティストともコラボして、ミニアルバムを発表しています。海外でも彼女の音楽が再評価されている。『私がオバさんになっても』などのあっけらかんとした歌詞は、今の自立した、能動的な女性像を先取りしていたとも言えます」(前出・宗像氏)

ミニスカート姿で美脚を披露。オバさん感はゼロ

 前出の松崎氏も、彼女の自己プロデュース力に驚かされた1人だという。

「中島みゆきさんに匹敵するようなアーティストだと思います。彼女のように子育てを経てキャリアを再始動するというのは、働く女性にとって大きな励みになるのではないでしょうか」

 とっくに実力派宣言していたのだった。