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お茶大への“密使”

 秋篠宮は、眞子さんや佳子さまをICUに通わせ、悠仁さまをお茶の水女子大学附属小学校に通わせた。そうした従来の皇族とは違った“脱学習院”路線は、皇室改革として賞賛された時期もあったが、その陰で秋篠宮がルールを変更したために、様々な軋轢が生じていたこともまた事実だ。

 例えば、悠仁さまが通うお茶の水女子大学附属中学・高校と、筑波大学附属中学・高校との間で締結した「提携校進学制度」も批判の対象になった。両校の生徒が若干名ずつ、もう一方の提携校に進学できるという制度である。悠仁さまを筑波大学附属中学に進学させるためにつくられた制度とみられている。

高校2年生時の悠仁さま ©時事通信社

 皇室関係者が語る。

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「鉄鋼メーカーの元社長だった人物が今年(2021年)3月まで6年間、『学長特別顧問』という役職に就いていましたが、この人物がお茶の水女子大学に送り込まれた宮内庁の“密使”でした。提携校制度をはじめとする筑附側との調整にも尽力しています(お茶の水女子大学広報は「(件の学長特別顧問は)提携校進学制度に携わっていません」と回答)。

 また以前、お茶の水女子大学の企画戦略課長としてマスコミ対応などにあたっていた女性が秋篠宮家に引き抜かれ、御代替わりのタイミングで皇嗣職宮務官に就いています」

 こうした学校内部まで介入してしまうことに関しては、様々な批判があり、悠仁さまの中学進学の際には、小室家の金銭トラブルが物議を醸している最中だったため、筑附進学は見送られたと言われている。

皇族方からも心配の声

 秋篠宮家関係者が語る。

「悠仁さまは上辺だけの理解ではなく、突き詰めて納得がいくまでとことん考える姿勢が、お父さまにそっくりです。中学に進学する頃からは、紀子さまも悠仁さまに言い負かされるようになっていました。紀子さまが『伝統でこうするものよ!』とか『こうなっているのよ』と叱っても、論理的な説明でないと納得されない。『なぜ?』『どうして?』と質問を繰り返されるのです。それで紀子さまは答えに窮してしまう」

「悠仁さまは、将来必ず天皇になるお方です。秋篠宮さまにお任せすると、眞子さまの件のようなとんでもない事態になりかねない。そんな心配をされる声も皇族方から出ているようです」(同前)

本記事の全文は「文藝春秋 電子版」に掲載されています(「秋篠宮家「秘録」」)。

 

全文(11,000字)では、下記のテーマについて解説されています。

 ▶眞子さんの“小室一筋”に秋篠宮は「柔軟性がない」
 ▶「女性宮家創設」の恐怖から姉妹で「皇室脱出計画」
 ▶佳子さまは「一時金1億円」に目を輝かせた
 ▶「父そっくり」悠仁さまは紀子さまを言い負かす
 ▶「私はもう駄目かもしれない」紀子さまの涙

文藝春秋

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秋篠宮家「秘録」

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