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もちが入ったファーストキッチンのボリューム月見

【ファーストキッチン】9月5日~10月2日(※終売は店舗により異なる場合あり)

 パインバーガーと並び、異質な存在感を放つファーストキッチンの丸餅入りバーガー。同店では3年前から月見の時期に丸餅を入れ始め、昨年は「みそダレソース」、今年は「てりやきしょうがソース」と、こだわりの和風ソースで勝負している。ただし、実施店舗は全国35店舗のみで、この記事が公開される頃にはすでに販売が終了している可能性が高い。レア度が高いバーガーでもある。

ファーストキッチン公式ページより

●月見もっちてりやきしょうがバーガー/890円

 

コスパ:★★★★★

味:★★★★★

ジャンク感:★★★

食べやすさ:★

 

<コメント>

 実物は丸餅が膨らんでおり、厚みがあるので口に入るのか不安になる。さらに、少し固い餅なので噛み切るのに難儀した。だが、丸餅のおかげで“腹持ちの良さ”は、トップクラス。

 

 特筆すべきは「てりやきソース」。公式情報では隠し味に八丁味噌を使い、しょうがの風味をプラスしたとあり、しっかりしょうがの味がついていた。後味がさわやかでおいしい。

●月見もっちてりやきしょうがチキン竜田バーガー/790円

 

コスパ:★★★★★

味:★★★★★

ジャンク感:★★★

食べやすさ:★

 

<コメント>

 チキン竜田はパティよりも厚みがあり、食べやすさはあまりない。同店特製の出汁で下味を付けたチキン竜田は、丸餅に負けない存在感を放ち、衣はサクサク。

 

 先のバーガーと同じくしょうががしっかり効いており、チキンのしつこさを和らげ、全体的に和風の味にまとまっている印象。丸餅効果による腹持ちの良さと、チキン竜田の満足感でコスパは星5つだ。

コラボ店限定、アメリカンな濃厚ソースの「月見B.B.P.バーガー」

【ウェンディーズ・ファーストキッチン】9月5日~10月2日(※終売は店舗により異なる場合あり)

 アメリカ系ハンバーガー店・ウェンディーズは、2016年に前出のファーストキッチンを買収した。以来、ファーストキッチンのみの店舗は、続々と「ウェンディーズ・ファーストキッチン」というコラボ店舗に生まれ変わっている。

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 しかし、コラボ店を訪れても「もっちり月見バーガー」は食べられず、ウェンディーズ・ファーストキッチン限定の「月見B.B.P.バーガー」のみの提供なので注意が必要だ。

ウェンディーズ・ファーストキッチン公式ページより

●月見B.B.P.バーガー/990円

 

コスパ:★★

味:★★

ジャンク感:★★★★★

食べやすさ:★★

 

<コメント>

 本物のたまごも入っているが、アメリカ系バーガーショップの矜持なのか「ラウンド型のハッシュポテト」が月見要素を担当している。小さめのハッシュポテトが2個入っているが、食べている途中に崩れてしまうので食べにくい。

 

 味に関してはハッシュポテトの主張が強く、そのほかの具材の良さを飲み込んでいた。野菜は入っておらず、かなり濃い目のソースなのでジャンク度は高い。ただ、値段の割に満腹度は低いので、コスパは星2つだ。

●月見B.B.P.チキンフィレバーガー/890円

 

コスパ:★★

味:★★

ジャンク感:★★★★★

食べやすさ:★

 

<コメント>

 ウェンディーズオリジナルの「ホームスタイルチキン」を使用した月見B.B.P.チキンフィレバーガー。“シンプルな味わい”との情報があるように、KFCのチキンに比べると淡白だった。

 

 そのため、やはりハッシュポテトの味がメインになっていた。また、ハッシュポテトに加えてチキンも崩れやすいので、食べにくさがアップ。
 

 和風のバーガーはファーストキッチンに任せて、ウェンディーズ・ファーストキッチンはハイレベルなジャンクフードに徹している。そうして差別化を図っているのかも?