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『西遊記』で猪八戒を降りた本当の理由

 思い出すのは1974年に結婚した西田が、夫婦で住んでいた木造アパートのことだ。

若かりし頃の西田 ©時事通信社

「玄関開けたら土間があって、二つの部屋が襖で仕切られていました。ラックの本棚には『獄門島』と『幸せな子どもの名前のつけ方』という本が並んでいた。で、上を見上げると“文部大臣賞”と書かれた賞状が額に入れて飾ってあって。それが部屋の雰囲気から妙に浮いてたのよ」(同前)

 そんな泉は、西田が猪八戒役で出演した『西遊記』(日本テレビ系、1978年)についてある悩みを聞いていたのだという。

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1978年に日本テレビ系で放送された『西遊記』。孫悟空を堺正章、三蔵法師を夏目雅子、沙悟浄を岸部四郎が演じた。続編では、猪八戒役が西田から左とん平に変わっていた(ディアゴスティーニHPより)

「西田君が、猪八戒を降りた本当の理由はね……」

◇◇◇

 10月23日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び10月24日(木)発売の「週刊文春」では、「追悼西田敏行 泉ピン子が秘話告白100分『猪八戒を降りた本当の理由はね…』」と題して、2人の出会いから最後の共演となった『ドクターX』に出演時のやりとりを詳報。さらに、電子版では100分にわたるインタビューの全文を公開する。

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