【図解】衆参両院勢力

 第50回衆院選は28日午前、全議席が確定した。内訳は自民党191、立憲民主党148、日本維新の会38、国民民主党28、公明党24、れいわ新選組9、共産党8、参政党3、社民党1、諸派3、無所属12。自民は公示前の256議席から大きく減らし、98議席だった立民は大幅に増やした。女性の当選者は73人で、過去最多になった。

 小選挙区の獲得数は自民132、立民104、維新23、国民11、公明4、共産1、社民1、政治団体「日本保守党」1、無所属12。

 派閥裏金事件を受けて自民が非公認とした3人が当選し、自民の事実上の勢力は194人となった。

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国会議事堂=東京都千代田区

 比例は自民59、立民44、公明20、国民17、維新15、れいわ9、共産7、参政3、日本保守党2。

 自民は8県で選挙区を独占し、立民は2県で全議席を確保した。公明は選挙区で4勝7敗だった。

 維新は地盤の大阪で全19選挙区を制した。国民は公示前の7議席から4倍となった。

 共産は沖縄1区で議席を維持。社民は同2区で議席を守った。