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須藤被告が愛人女性に送ったメール

「社長の言う言葉を私がメールで打って、社長が内容を確認して自分で送信しました。社長は『X子と終わりにする、君だけだ』と私に言ってきましたが、目の前の女性の気を引くために、別の女性と別れるメールをしたりするのは、社長の常套手段でした。X子さんは社長を“男にしてくれる女性”なので、そのまま付き合っていればいいのに、と思いました。私を巻き込まないでほしいと思いました」(同前)

 向こうも状況を察したのか、X子さんからの返信は、野崎氏ではなく須藤宛に届く。

「社長が『お前宛に来てるぞ』と(携帯電話を)渡してきたので、『勘違いですよ』と送りました。X子さんは逆切れしていました。嫉妬だと思います。X子さんは社長と長い関係なのに、ぽっと出の私がいきなり妻になって、面白くないんだろうなと」(同前)

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須藤早貴被告の初公判の傍聴券を求めて並ぶ人たち ©時事通信社

「アクロバティックなセックスを…」

 X子さんはかつて、野崎氏を特集したテレビ番組で、交際相手として登場したことがあった。放送内では「アクロバティックなセックスを楽しんでいる」と語っていた。

「その流れで、私が『社長とアクロバティックなセックスを楽しんでください』とメールを送ったら、X子さんは『テレビは演出だから』と返してきました。そうやって、社長の嘘に付き合ってやってる女性なんだと思いました」(同前)

 一方で、証言台では「社長の周りにいる女は、自分も含めて全員売春婦」と言い切った須藤(#7)。被告人質問は、11月11日と15日にも行われる。

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