“東日本一長い商店街”で知られる品川区の戸越銀座商店街には長い間、立ち食いそば屋がなかった。街そば屋も多くはない。不思議である。そんな商店街の一等地、東急池上線戸越銀座駅すぐに11月11日、立ち食いそば屋がオープンした。その店名は「立喰いそば でん」。さっそく開店当日の午前8時半過ぎに訪問してみた。

店は戸越銀座駅下り側改札のすぐとなりのビルの1階

ガラスケースにうまそうな天ぷらがずらり

 戸越銀座駅の下り側改札すぐとなりのビル1階に店はあった。外に面したところにもカウンターが用意されている。店内をのぞくとお客さんがワンサカいてびっくり。少ししてから入店してみた。間口は狭いが中に入ると意外と広い。10人位は入れそうだ。カウンター上のガラスケースには、すごい種類のうまそうな天ぷらが並んでいる。

店の外にもカウンターがある

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 券売機をみるとその一番上左が「丸チョウそば」(880円)とある。丸チョウはホルモン屋などで見かける牛の小腸だ。天ぷらも頼みたいがまずはそれを選択した。というのも、こちらの店は都営地下鉄戸越駅から少し東に商店街を歩いて路地を左に入ったところにある「もつ焼きでん」の経営だと事前に聞いていたからだ。