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ちなみに騒動になってから齋藤知事は折田氏と連絡を一切取っていないとのことだ。会見後に理由を訊くと、「齋藤知事と、折田社長が共犯として口裏合わせしているようにとられるから」とのことだった。
「齋藤知事は女性を登用したいと言っている。ひょっとするとあの女やったんと違うか」
齋藤知事は公選法を扱う総務省の出身なので同法に詳しいうえ、選挙も初めてではないので慎重だったはずだ。
「齋藤知事は女性を登用したいと言っている。ひょっとするとあの女やったんと違うか」と話す神戸市民もいる。
県民は侃々諤々だが、最大の関心事はやはり刑事事件になるかどうかだ。
「ポスター制作を担っただけであれだけの発信をするのは不自然。対価も71万円で済むはずがない。ここは兵庫県警が動かなくてはおかしい」(在阪のスポーツ紙記者)とみる向きは多いが、28日時点では齋藤知事に対して捜査機関の接触はないという。
県議会の百条委員会への齋藤知事の登場は未定だが、下手をすると折田氏の会社をめぐっての百条委員会設置もあり得る。まさに兵庫県の行政は停滞しっぱなしである。