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中村時広 愛媛県知事
「何も改ざんする必要がない。ありのままの報告書類」

朝日新聞デジタル 5月22日

 22日、中村時広愛媛県知事は取材に応じて、安倍首相が加計氏との面会を否定したことについて、「それぞれの発言ですから、そうですかとしか申し上げられない」と話した。

5月22日、取材に応じる中村時広愛媛県知事 ©時事通信社

 ネットでは文書の中の一部のフォントが異なるとして「ねつ造文書」との指摘もある。今年4月から加計学園の客員教授に就任したと報じられている経済評論家の上念司氏もツイッターで「フォントが不自然」と指摘していた(5月22日)。一方、中村知事は文書について、「何も改ざんする必要がない。ありのままの報告書類」と述べ、信頼性の高い記録だと説明している。

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 学園側が面会を否定していることには、「(文書は)学園関係者の話としての備忘録。学園の関係者が、(当時)県にうそを言ったのかということは、可能性としてはある」と話している。獣医学部新設を推進してきた加戸守行前愛媛県知事も「あくまで私の推理だが、首相がきっぱり否定したのだから学園側の作り話だったと思う」と指摘しているが、作り話を県に報告しちゃダメだろ、加計学園(産経ニュース 5月23日)。

中村時広 愛媛県知事
「僕は“殺されるリスト”に入っている。だけど、二回落選して怖いものなんてない。うちは真実だけを言い続けていく」

『週刊文春』5月31日号

 これは5月上旬、中村知事が県政担当記者に漏らした一言。このとき中村知事は「官邸が県の信頼を損ねるような答弁をするのであれば、ちゃんと対応をしないといかん」とも発言した。野党は文書の作成経緯について質問するため、中村知事の参考人招致を求めたが、自民党の森山裕国対委員長は国会招致要求に難色を考えを示している。

村上誠一郎 自民党・元行革相
「(加計学園や森友学園の問題は)日大アメフト部の悪質タックルとよく似ている」

朝日新聞デジタル 5月22日

 そう感じている人は少なくあるまい。

村上誠一郎氏 ©文藝春秋