1月期ドラマ「最高のオバハン中島ハルコ ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~」(フジテレビ系土ドラ、毎週土曜23:40~放送、原作は作家・林真理子さんの『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』)がスタートした。
今回でパート3を迎える人気ドラマだが、大地真央さん演じる「美と愛のスーパードクター」中島ハルコの毒舌にも磨きがかかり、ついにタイ、カンボジアなどアジアにも進出。インターナショナルに大活躍する。
近年はアジアのエンタテインメントが世界的に注目を集める中、タイドラマ人気も急上昇中。そのタイで、今最も熱い視線を浴びる俳優ジー・スッティラックさん。タイで絶大な人気を誇るスター俳優が、本作で日本のドラマ初出演を果たした。“微笑みの国”からやってきた俳優の魅力に迫る。
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――日本のドラマは初挑戦ですね。今の気持ちはどうですか?
ジー 実はオファーをいただいた時は信じられなくて、「ドッキリですか?」ってマネージャーに何度も確認してしまいました(笑)。喜びと興奮で、胸がいっぱいになりました。小さい頃から日本のアニメや文化が好きで、いつか日本で仕事をするのが夢だったので、本当に嬉しいです。
何カ月も前から食事制限を始め、身体を絞ってから現場入りしました。
――ジーさんはタイでは国民的人気を誇る俳優で、演技派としても知られていると伺いました。タイのドラマや映画では、どんな役を演じることが多いですか?
ジー 色々な役を演じてきました。男女の恋人役からゲーマー、チンピラ…60代のおじさん役をやったこともあります。何でもやりますよ(笑)。
――今回演じる「ラン」はどんなキャラクターですか?
ジー ランは大財閥の御曹司で、さらに「とある秘密を抱えた役」という、チャレンジングな役どころです。一見完璧な人生を送っているように見えますが、内面は繊細で、周りの人の気持ちを誰よりも大切にしている人物です。
様々な形の愛が描かれた難しいテーマですが、「男性が男性を愛する」とか「女性が女性を愛する」といった固定観念にとらわれず、感じたままの気持ちで演じています。