楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(59)が「週刊文春」の単独インタビューに応じ、野党勢力への期待などについて語った。
石破首相と朝食、玉木氏の意見に賛同
三木谷氏は楽天グループのトップとして、Eコマースや金融、通信や医療など幅広く事業を手掛けるほか、2012年には新経済連盟を設立し、代表理事に就任。第2次安倍政権時代には産業競争力会議の民間議員を務めた経験を持つ。
昨年9月の自民党総裁選では、規制改革を掲げる小泉進次郎氏への支持を表明。昨年11月8日には、衆院選で少数与党に転落した石破茂首相(67)と都内の料理店で朝食を共にしている。一方で、野党の政治家と交流を持ち、自身のX(旧Twitter)では、旧態依然とした政府の姿勢を批判する国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中=55)の意見に賛同を示したこともあった。
「自民党は“超大きな政府”を志向しています」
その三木谷氏は「週刊文春」の取材に対し、「若い世代の国民民主党支持率の高さに驚いた」として、次のように述べている。