「被害者を３番目の愛人と…」“伊豆大島リゾートバイト遺体遺棄”逮捕の畳屋3代目のソフトヤンキーな日常「お前、また違う女じゃねえかって」

「奥さんと二人の子どもがいて別居状態」

　高瀬さんは2024年9月9日に熱海市からフェリーに乗船し、大島に向かった。このときも柳瀬に会いに行ったと見られている。同月12日から友人と沖縄旅行に行く約束をしていたが、合流場所に現れず行方がわからなくなっていた。

「柳瀬は『遺体は空き地で燃やした。袋に入れて海に捨てた』とも供述しており、死亡した経緯も知っているとみて調べている」（同前）

　柳瀬とは一体どんな人物なのか。近隣住民が話す。

「柳瀬の家は代々続く畳店で宗達が3代目。小学生だった頃、三原山が噴火して島民が全員避難になったんだけれど、宗達は『怖いよ、怖いよ』と私に泣きながら抱きついてきてね。明るくて心優しい子だったよ」

　地元の中学、高校に進学し、野球部に所属していた。

「その頃から不良とまではいかないけれど、ヤンチャな一面も見せるようになった。髪を派手にセットするような “ソフトヤンキー”ですね。バイクも乗り回して暴走族の真似事みたいなこともしていた」（同前・近隣住民）

　卒業後は家業を継ぐために両親から「修行してこい」と言われ、本州の畳店で勤務していたという。

「その頃に出会った女性と結婚。十数年前に畳屋を継ぐために島に戻ってきたが、奥さんは来なかった。埼玉県に奥さんと2人の子どもがいて別居状態。高瀬さんとは不倫関係だったんです」（柳瀬の知人）