「高瀬さんは『3番目』だと…」
高瀬さんが勤務していたラウンジ関係者が話す。
「高瀬さんは店を辞めた後も島に来ていた。宗達は自宅の2階の部屋を友人に貸している名義にして高瀬さんを居候させていた。奥さんが万が一、島に来たときに『友人の彼女』と言い訳できるから。女遊びは派手で新宿に『2人目の愛人』がいると言っていた。高瀬さんは『3番目』だと」
島内の飲食店店主も話す。
「島に観光で来た女の子二人を連れて奢ってやったりしていた。いろんな女の子を連れてきていたから『お前、また違う女じゃねえか』ってイジってやった。同級生が店をオープンするときは手伝ったりして、悪い奴ではないんだけどね……」
警視庁は24日未明に柳瀬を逮捕した。柳瀬は逮捕前、周囲に「(高瀬さんと)連絡を取っていない。行方も知らない」と言っていたという。
柳瀬の自宅近くのガソリンスタンド店員が話す。
「逮捕される前日、タイヤの空気入れに来たんです。『お客さんから畳30枚を引き上げてきて、積んだらタイヤの空気が減っちゃった』って。積載量オーバーじゃんって世間話をしていたんです。いつもと変わった様子はなかった」
だが、前出のラウンジ関係者は“ある異変”があったという。
「骨が見つかった頃、外で飲み歩かなくなったんです。私が焼き鳥屋で飲んでいたら宗達が来て『テイクアウトでお願いします』って。なんで食べていかないんだよって聞いたら『最近はテイクアウトなんですよね……』と。いま思うと様子がおかしかった」
なぜ高瀬さんは死ななければならなかったのか。真相究明が待たれる。
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