ーー校則はあるのでしょうか。
じゅな 挨拶をするとか、ありがとうを言うとか、いじめはしないとか、基本的なところはありますが、見た目に関する校則はありません。髪を染めてもいいし、制服を着なくてもいいし、すごく自由みたいですね。
入学式や修学旅行も自分たちで決めるみたいで。去年の入学式はお笑い芸人のクロちゃんを呼んだと聞きました(笑)。入学式って自分たちのためにあるけど、実際は形が決まっているじゃないですか。それだと参加するだけになってしまうから何事も主体性を持って取り組もうということみたいです。
ーー授業はオンラインではなく対面ですか?
じゅな そうです。毎日授業があります。家が茨城なので、電車で毎日通うことになると思います。一応寮もあるみたいなんですけど、今のところは考えていないですね。
通信制のサポート校だと月に数回いけばいいところもありますが、シブジョはオフラインでのリアルなコミュケーションを大事にしているようです。
ーー商業施設の中に学校があるので、結構外から見ている観光客の方も多いですよね。
じゅな そうですね。ショッピングモールの中に学校があるのは珍しいと思います。校長先生曰く、教室から一歩外に出ると、働いている人や海外から観光に来ている人がたくさんいる環境なので、そこからいろんなことを学んでほしいと言う理念があるみたいです。
ただこの春から新入生も増えるので、違う場所に引っ越しするみたいです。
高校生になったら「放課後に友達と遊んでみたいですね」
ーー高校生になってやってみたいことはありますか。
じゅな 放課後に友達と遊んでみたいですね。地元は田舎で、田んぼしかないんですよ。みんなでプリクラ撮るとかできなかったので、カラオケ行ったり、109で買い物したりしたいです。
あとは多分周りの子がインフルエンサーだったり、TikTokerだったり、高校生でも自分で稼いでいる子が多いと思うので、刺激をもらいながら自分もモデル活動だけじゃなくて、プロデュース業を学んで実践してみたいですね。『egg』のモデルとしても後輩がどんどん増えているので、先輩としてみんなを引っ張って行けるように頑張りたいです。
写真=山元茂樹 /文藝春秋

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