2024年4月に北海道旭川市で起きた、女子高生が橋から転落させられ殺害された事件。殺人などの罪で起訴された内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判が5月25日、旭川地裁で始まった。判決は6月22日に言い渡される予定だ。

 事件発生時、大きな注目を集めたのは、内田の残忍さだけではない。「週刊文春」が2024年7月11日号で、内田が北海道警旭川中央署のX警部補と不倫関係にあったことを報じたのだ。当時、旭川中央署の署長は取材に対し否定せず、北海道警本部は「個別具体的な内容については、回答を差し控えます」とした。その後、X警部補は内田と事件前に不倫していたとして2024年9月13日付で訓戒処分を言い渡され、道警を離れている。

 殺人犯とその担当刑事による「不適切交際」を明らかにし、北海道警を揺るがした衝撃スクープを再公開する。(初出:「文春オンライン」2024年7月3日配信。年齢、肩書は当時のまま)

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「女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない」と供述

 留萌市の女子高生・村山(るな)さん(17)を、旭川市内の渓谷「神居古潭(かむいこたん)」の神居大橋から10メートル下の石狩川に突き落とし溺死させたとして、内田とA子容疑者(19)が再逮捕されてから約3週間が経過した。

スナックではしゃぐ内田とX警部補(右端)

「村山さんが内田の写真を勝手にSNSにアップしたことで内田が激昂。内田は村山さんに10万円を要求し、電子マネーで送金させようとしたところ失敗したため、“舎弟”のA子ら3人を従えて留萌市内の道の駅で村山さんと待ち合わせ、その後旭川市内まで車で連れ回した」(社会部記者)

 内田は恐喝、監禁、不同意わいせつの疑いで他のメンバーらとともに逮捕されていたが、最後に殺人の容疑がかかった。

「現場には防犯カメラがなく、内田自身も『女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない』と供述。さらに犯行直前には村山さんの衣類を脱がせて山中に遺棄するなど、隠蔽とも取れる行為を行なっている。警察は6月25日、等身大の人形を実際に神居大橋から川に落下させて実況見分するなど、慎重に捜査を進めています」(同前)