フリーアナウンサーの生島ヒロシさんの次男で俳優の生島翔さんが米映画『DARC』でハリウッドデビューを果たした。サンフランシスコを舞台に、インターポール捜査官が、母親を殺した日本の暴力団に復讐する姿を描く。
翔さんの役は捜査官をスカウトし、組織に潜入させる若い暴力団組長シゲル。オーディションをパスし、準主役での抜擢となった。腕っぷしの強い主役と対比させるため、自身は8キロ減量して臨んだ。
「大阪で舞台に出た後に電話をもらい、そのまま渡米。ホテルの部屋も撮影待機用のトレーラーも桁違いに大きく、これがハリウッド映画かと驚きました」
アクションシーン満載で、翔さんのセリフは全編英語。高校から単身渡米し、コンテンポラリーダンサーとして活躍した経験が生かされた。
父・ヒロシさんも米留学をしており、翔さんは「父の影響が大きかった。役者として勝負したいという意見を尊重してくれた」と語る。
憧れの俳優はハリウッドでも活躍する真田広之さん。
「米国では『サナダのように日本文化を理解している俳優』が求められています。武器の英語と身体能力を生かし、中国映画にも出てみたい」
INFORMATION
『DARC』
主演トニー・シエナ。Netflixで配信中
https://www.netflix.com/jp/title/80232330