「まさか、こんなに売れるなんて……!」グラビアアイドル、そしてアーティストとして活動するあにお天湯さん(24)。2023年8月に出版したヌード写真集『月刊 あにお天湯』(講談社)は発売前重版が決定するなど人気を集め、現在もヒット中だ。
写真集ではピンク、グリーンとカラフルに染めた脇毛も話題となったが、なぜ彼女は脇毛を見せたのか。さらにグラビア界への本音を赤裸々に語った。(全3回の3回目/最初から読む)
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脇毛をピンクに染めた理由
ーー2022年に前の事務所を辞めてからってどんな感じだったんですか。
あにお 辞めてすぐに、友達とZINE(自費出版雑誌)を作ろうって話になって、カメラマンの松岡一哲さんにメールをしたんです。そうしたら返事がきて。一哲さんの事務所で「節目に何か作品を作りたいと思っているので、写真を撮ってほしい」とお願いし、撮影しに行きました。
撮影が終わるとすごくいい写真がいっぱいできたんですけど、一緒にZINEを作ろうとしていた友達とは突然音信不通になってしまって……。
「ヤバい。これではZINEが完成しないぞ」と思っていたら一哲さんに「すごくいい写真がいっぱい撮れたし、このままなしにするのはもったいない。こちらで出版社にかけあっていい?」と言っていただいて。そうして本になったのが2023年に出した写真集『月刊 あにお天湯』です。
ーー写真集では脇毛をピンクやグリーンに染めていたのも話題になりました。
あにお 脇毛は前の事務所を辞めてから生やし始めました。なんかいいかなと思って。髪を染める、ネイルをする、脇毛も生やす。前の事務所に所属していた時にはできなかったこと全部やってみようみたいな感じです。
試しに染めてみようと思って、美容院で「髪を染めるついでに脇毛も染めてもらえませんか?」って言ったら、美容師さんも「全然いいよ」って。それでピンクに染めてもらったんですよ。でも美容院だとあまり染まらないので今は家で染めてます。1時間くらいずっと腕を上げてなきゃいけないから大変なんですよ(苦笑)。
脇毛って眉毛と一緒で長さは変わらず生え替わるシステムで、黒い部分があるとすごく目立っちゃうんですよ。なので今は撮影直前にリクエストを聞いて、脇毛を染めてます。「ピンクでお願いします」と言われることが多いですね。腕を上げて写真を撮ると顔の近くにピンクの脇毛が来るので、お花がついているみたいでかわいいんですよね。

