〇〇をすると、そこまで体重が増えることもなくて…
――そうすると体重もどんどん増えていく?
山城 少しは増えたと思うんですけど、私の場合は、チューイングばっかりしていたので。
――チューイングとは。
山城 口に入れて噛んで味わってから吐き出すんです。だからそこまで体重が増えることもなくて。
でも、20代になってからは痩せなきゃという気持ちもだんだんと収まってきて、徐々にチューイングも少なくなって、摂食障害も落ち着きました。それが23歳くらいの時で、5年間くらいは苦しんでいましたね。
わりと厳しい家庭で育った
――お父さんが芸術家、お母さんが医療従事者ということですが、幼少期はどんなお子さんだったんですか。
山城 わりと厳しい家庭で育ったんですよ。言葉遣いも厳しかったし、服装やメイクも結構言われていました。子どもの頃って、アニメキャラクターが書かれている服を着たくなるじゃないですか。でも、両親はミキハウスしかダメって感じで。トラッド系の服ばかり着ていましたね。あとは外でガムを食べるの禁止とか、ゲームも1時間までとか。
ギャルに興味を持つきっかけ
――山城さんがギャルに興味を持ったきっかけは?
山城 小学生の時にトランス系の音楽にハマって聞いていたんですけど、ギャル系のアパレルショップにその音楽が流れていたので、ギャルとトランス系の音楽の親和性が高いことに気づいて。
それからギャルに興味を持ち始めました。で、中学2年生のときに、渋谷の109でスカウトされて、モデルデビューしたんです。
――当時はどんなギャルだったんですか。
山城 キレイめなギャルって感じでしたね。日サロで肌焼いて、髪の毛を明るくして巻いて、ピアスしてっていう。
中学生でギャルモデルデビュー
――中学校の校則はOKだったんですか。
山城 いや最初はだめだったんですけど、モデルとしてお仕事をしていることを説明したらOKでしたね。
――中学生でモデルデビュー。同級生から何か言われたりしましたか。
山城 田舎の中学だったので、目立ったんですよ。「あの子モデルらしいよ」みたいな噂が広がって、しかも見た目も派手だったので、女子から結構いろいろ言われていましたね。
「あいつは裏ではやばい」とか根も葉もないこと言われて。2ちゃんねるに書き込みもされました。
――多感な時期にそれはかなり辛いですね。