斎藤元彦知事(47)が再選を果たした昨年11月17日の兵庫県知事選。選挙戦に多大な影響を与えた斎藤氏を支援するLINEのオープンチャット(共通点がある人同士でトークや情報交換ができる機能)の記録を「週刊文春」が入手した。
稲村氏の評判を貶めたり、立花氏の言説を拡散したり
当初は劣勢とされた斎藤氏だったが、最終的に約111万票を獲得。前尼崎市長の稲村和美氏に14万票近くの差をつけ、再選を果たした。
「今回の知事選を巡って指摘されたのが、SNSの影響です。中でも、斎藤氏の支持者によるLINEのオープンチャットは、本命候補だった稲村氏の評判を貶めたり、『NHKから国民を守る党』立花孝志党首の言説を拡散するのに大きな役割を果たしました」(県政担当記者)
「週刊文春」は、LINEのオープンチャットの記録を大量に入手。例えば、稲村氏については次のような投稿があった。