「子役としてドラマだけでなく、バラエティやCMに引っ張りだこ。芦田愛菜を超える子役として、注目を集めています」
永尾柚乃(8)についてそう語るのはテレビ関係者だ。2023年のドラマ『ブラッシュアップライフ』(日テレ系)で安藤サクラ演じる主人公・麻美の保育園時代を演じて一躍脚光を浴びた。
「人生をゼロからやり直す、タイムリープを描いた作品。永尾は、“見た目は保育園児だが、中身は33歳”という難しい役どころを表情豊かに演じ、視聴者からは“チビ麻美”の愛称で親しまれた」(同前)
3歳にして女優の道を志願
そんな永尾のデビューはなんと1歳半。母親が「思い出作りに」とドラマに出演させたのが、きっかけだった。
「養成所には通わなかったそうですが、現場で演技をするうちに芝居の面白さに目覚め、3歳頃には本気で女優の道へ進むことを決意したと言います。長い台詞もこなす記憶力と演技力もさることながら、物怖じしないキャラクターも魅力の一つ。事務所の50周年記念パーティーでは、『50年後、私はすごく有名なタレントさんになっていると思います!』と発言して、周囲の大人たちを驚かせていた」(女性誌記者)
そんな永尾について、「まだ幼いのに、女優魂がすごいんです」と語るのは、前出のテレビ関係者。
「あるイベントで芸人さんとコントを披露してもらったことがありました。台本は芸人さんが書いたのですが、出来上がったのがイベント前日の夜遅く。しかし次の日に現れた柚乃ちゃんは、長い台詞も完璧に覚えていたんです。自宅でプリントアウトしたであろう台本にはたくさんの書き込みがあり、柚乃ちゃんが一晩かけて台本をしっかり読み込んだことを物語っていた。努力家の柚乃ちゃんに、大人たちは感心しきりでした」
24年は『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系)や『連続ドラマW ゴールデンカムイ—北海道刺青囚人争奪編—』(WOWOW)など9本のドラマに出演し、CM契約本数は有村架純や伊藤沙莉と並ぶ8社と、もはやテレビで見ない日はないほど。そんな大忙しの永尾だが、夏には大きな仕事を控えている。